動かそまい!NAGOYA

重点プロジェクト

なごや環境大学は持続可能な都市の実現に向けて、社会の多様な主体が「行動しやすくなるしくみづくり」を推進する、さまざまな重点プロジェクトに取り組んでいます。

森林プロジェクト

【開催報告】森を育む人づくり講座inみたけ第8回実施しました!
2022-01-12 17:56

毎月第2日曜日(10月~1月。2月・3月は第2土曜日にお引越しです)は森を育む人づくり講座の日!今回も町有林で活動しました。

今回は3チームに分かれ、うち2チームは新たなミッションにチャレンジ。
2mのラダーを3つつなぎ合わせた上まで登って、枝打ち体験をさせていただきました。

まずは講師の土橋さんから、枝打ちに関する基礎知識と装備について、そして安全管理のレクチャーをいただきました。時間がたつと、枯れた枝は自然と落ちてきますがその前に適切に枝打ちをすれば材に節穴が開かないようにすることができるそう。
ここの木は建材としては使われることはないですが、程よい混交林にするためにも適度に陽が入ってもらわないといけないので枝打ちは大切です。

先生にデモンストレーションしていただきいよいよ本番!
あれ?初手・落下防止のための胴ベルトの装着がとっても難しい!数名で協力して何とか身につけて登り始めたら、今度は木の太さに合わせてベルトの長さを調整するのがとっても難しい!!(しかも地上3m、はるか頭上で助けに行けない)見ていて理解したと思うのと、実際にやってみるのとでは大違いです。途中ベルトに体重をあずけて両手でラダーと木をベルトで固定しないといけませんが、それも難しい。
時間をかけながら登り切って3枝払って、二人目に交代です。

またまた装備やはしごの固定に四苦八苦しながらなんとか登っていただき、今度は切り残したはしごの反対側の大きな枝を払っていただきました。
用意した手のこで頭のはるか上の枝を伐るのはとても大変そう。

これでもまだまだ登っている途中。

ここまでで一旦お昼休憩。

楽しいランチと交流会のあと森に戻り2周目に突入!
別の(少し遠い)木に目星をつけてまずは移動。地上で入念にベルト確認して…ここからのみなさんの上達がすごかった。
するする登ってがりがり伐って…途中事務局メンバーも体験させてもらいつつ、私がついていた班は計5本の枝打ちを完了しました。もう一チームもちょっとゆがんで難しそうな木を順調に枝打ち、そして別行動の一チームはすっかりおなじみ?間伐とほだ木(シイタケの菌うち用の原木)づくりをしました。町有林での活動は今回で最後。
次回は水源の森に戻って竹を刈り、細工を中心に実施します!どんな作品ができるか、今から待ち遠しい!

次回もお楽しみに!!

【おまけ】
切株でケーキを作ってくれました!冬ですが、常緑の葉や、色鮮やかな実が落ちています。
う~ん、おいしそう!

また、受講者の方が木の枝にムネアカハラビロカマキリの卵鞘を発見!
いわゆる外来種で、愛知県内でも地域によっては、在来のハラビロカマキリ等の数が減り、ムネアカハラビロカマキリが増えているところもあるとのこと。
外来種自体に罪はないですが…生物多様性も守っていきたいですね。

森を育む人づくり講座inみたけwith Youthの活動報告!
2021-12-23 13:45

先日12月12日(日)に森を育む人づくり講座inみたけ第7回と合わせて、名古屋国際中学校・高等学校、名古屋商科大学の学生さんたちを中心に、森林での活動を実施しました!

午前中は講師を務めていただいているNPO法人「みたけ 500万人の木曽川 水トラスト」の大沼さんに活動場所の森についてや森や里山の保全について、団体さんの歴史等をお話しいただきました。 お昼を挟んでからはチームを2つに分けて、それぞれの活動スタート!

まずは、チーム伐採!
大きな木が倒れるのを見学したら、枝払い。

更に運びやすいように短く切ります。
チェーンソーの作業をはじめて生で見る子も多く、おっかなびっくり興味津々👀✨

丸太になったらみんなで協力して運びます。
よいしょーっ!!重たいーっ!!

チーム伐採のみんなお疲れ様でした!

そしてよりハードなチーム谷底!
険しい山道を下りた先に、斜度30度以上はあるであろう斜面で、先月切った木を引き下ろします。
太さは直径40センチ前後、長さ2メートルほどの丸太を上からごろごろ。
降ろすときは下の人への大きな声で安全確認を忘れずに!

降ろした丸太は集積場に運ぶため軽トラに積みます。
みんな力持ちで驚いた!Σ( ゚Д゚)ノノ 全身泥まみれになりながら、一緒に頑張ってくれました!
名古屋国際中学校・高等学校、名古屋商科大学のみんなありがとうございました!
また一緒に活動しようね!

オマケショット
①切り株の年輪からいろんなことがわかります。
木の年齢や育った時の環境など…一生懸命年輪を数えてます。この木は何歳だったのかな。。

②斜面に座って休憩中…
ちなみにのんびり座ってますが、彼らは足場の良くない急斜面を駆け上ってきた猛者たちでした。

【開催報告】森林文化アカデミーと森を学ぶ→感じる 第2回グリーンウッドワーク体験開催しました
2021-12-14 17:28

森林文化アカデミーと森を学ぶ→感じる、第2回は10/27に岐阜県美濃市の古城山環境保全モデル林(古城山ふれあいの森)を舞台に開催しました。

今回のテーマは「グリーンウッドワーク」。

グリーンウッドワークとはなんぞや、と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、伐採されたばかりの生木を削り馬やナイフなどの道具を用いて、手作業で割ったり削ったりして、家具やカトラリー類、小物などをつくるモノづくりのこと。

集合してお話を聞いたらまずは材料調達!!講師の小野敦先生(NPO法人グリーンウッドワーク協会理事長)と森に入って木を採ります。

お昼をはさんで午後からは、いよいよ実習!生木をアレに変身させます!

なたなどで割って適したサイズにしたら…

削り馬にセットして削る!

木は乾燥させてから加工しないと割れたり縮んだりとにかく扱いにくいのでは…?と思い込んでいましたが、実際には昔から行われていた工法。完全手仕事で電気工具を一切つかわないので「古いけど新しい!」と最近世界的にも流行っているみたいですよ。

完成〜♪

 

「アレって拍子木?」―いえいえ、これ実は、鍋敷きなんです!

ひもがついていてサイズ調整も自在!

同行スタッフも一緒に削らせてもらって大満足でした。

今回の講座で生木の魅力と活用法を改めて知ることができました♪

 

第3回は今話題のあの建物へ…。次回更新をお楽しみに!

[写真提供:笹田理恵さん]

 

森を育む人づくり講座inみたけ第6回を実施しました!(オマケつき)
2021-12-05 10:29

先日11月14日(日)は「森を育む人づくり講座inみたけ第6回」を実施しました。

前回に引き続き、町有林にて選木~伐木、最後にスウェーデントーチづくりをしました。
まずは選木。
前回同様、太さが平均的な木を選び、その木を中心に4mの竿を使ってぐるっと木の数を数えます。

伐る木を決めたら、伐木の前に作業がしやすいように、伐り倒す木の周囲と退避場所の木を刈ります。
周りの人を伐らないように周囲に気を付けて、手ノコできこきこ。先生も見守っています。

伐木する合図は笛を使って、周りの作業者に知らせます。安全第一!
計画的に倒れる方向を調節するため、くくったロープを全員で引っ張ります。
倒したー!!計画通り!!!!

木を倒したら、余計な枝を払い、2mくらいの間隔で丸太にし、集積所に積みます。
当日は大豊工業の方も作業をされていました。
軽トラに積んだ大きな丸太を次々下ろしていきます。かっこいい!

最後に、スウェーデントーチづくり。
短めの丸太に縦に切り込みを入れていきます。

今後も安全に楽しく森林で活動できるような講座を目指していきます。

次回は12月12日(日)!続報をお楽しみに!!

~オマケ~

チェーンソーで伐ったときの木くず。

こちらは目立てした通常の刃で玉切りをした時の木くずです。
削り節がしっかりできています。

そして、通常の刃で木口から縦引きした時の木くずがこちら。
ふわふわで粉のようになっています。

木の繊維の方向と刃の形、目立ての具合等が関係しているようです。
詳細はこれまた研究したいですな。
続報をお楽しみに~♪

森を育む人づくり講座inみたけ第5回を実施しました!(オマケつき)
2021-10-13 10:35

先日10月10日(日)は「森を育む人づくり講座inみたけ 第5回」を実施しました。

 

9月の第4回は緊急事態宣言下で中止となってしまいましたが、

第5回はなんとか、天気も保って開催することができました!

今月から日曜日の町有林での本格的な森林整備活動がスタートしました!

選木からチェーンソーの構造・使い方、実践まで…体験していただきました。

 

まずは、鋸谷(おがや)式間伐を参考に選木を実施しました。

胸高直径と木の高さを測り、4mの密度管理竿(竹竿)で周囲の木の本数と比較し、

木々が生育するのに一定の範囲内でどれくらいの数の木があるのが適正かを計算しました。

次は、チェーンソーの解説です。

中はどんな構造かな?どうやって掃除するのかな?

安全な使用方法は?どんな格好がいいかな?

等々…先生の説明に質問をしつつ学んだあとは、

希望者の方に簡単な玉切りを体験していただきました。

森林活動レベル急上昇です!

 

次回も今回の復習をしながら、安全に楽しく森林で活動できるような

講座を目指していきます。

 

次回は11月14日(日)!  続報をお楽しみに!!

 

~オマケ~

10月9日(土)に水源の森に伺って、植林した苗木の様子を見てきました。

高さがちょっと縮んでたりしましたが、みんな健気に生きてます!

大きくなってくれるといいなぁ。

 

森を育む人づくり講座inみたけ
2021-07-13 18:21

先日7月10日(土)は「森を育む人づくり講座inみたけ」を実施しました。

前日までの雨とは打って変わって、
ピカピカの快晴☀でした。

そんな中、炭焼き、伐木体験、植林した場所の手入れ・成長を記録をしました。


炭焼きでは、適宜温度を測りながら管理をし、
できあがりは次回9月に確認ですが、きれいに仕上がってるといいなと思います。
また、伐木体験では、木を切る際のポイントを教えていただき、
倒れる方向を調整するため木に括り付けたロープをみんなで引っ張って作業をしました。
倒れた木には玉切りと皮むき!
手でするっとむけてとても気持ちよく、
つるつるの木はみずみずしくて、生命力を感じます。
植林した場所の手入れは、1か月で梅雨を挟んでいましたが、
あまり下草もなく、皆さんで植えた木の高さを測り、
今後の成長を祈りました。

みなさんと前回よりもさらににぎやかに、
たくさん活動出来てとてもうれしいです。

次回は9月11日(土)!!

「森を育む人づくり講座 in みたけ」第1回を実施しました!
2021-05-22 16:53

2021年度の森イキ!プロジェクトは年間を通して、水トラストの森にて森林整備を中心とした講座を進めていきます!

木曽川の豊かな水の恩恵を受けている私たち名古屋市民が、上流の水源の森を守る活動をされている団体さんと一緒に森の保全活動を実施していこう!という講座です。

先日、第1回としてオリエンテーションを実施しました。

活動する現地の森を視察して、都会と違う澄んだ空気を味わいながら、参加者の方々と今後のイメージを膨らませました。

第2回は6月に早速現地での活動を始める予定です!

続報をご期待ください!

【参加者募集】森イキ!木琴づくりワークショップ
2020-09-29 11:55

森の木から楽器をつくって しぜんの音色をかなでよう!
木琴づくりワークショップ


森の木でできた「けんばん」を組み合わせて、自分だけのオリジナル木琴をつくります。
けんばんは、木の種類や長さによって、たたいた時の音がちがうんです。
見つけたいのは、正しい音ではなく「自分の好きな音」! 選んだけんばんに絵を描いて、完成させましょう。
森の手入れをしている設楽町の方からのお話もあります。

日 時:2020年10月17日(土)10:30~12:30

場 所:エコパルなごやワークショップルーム
(名古屋市中区栄一丁目23番13号 伏見ライフプラザ13階)

講 師:ワークショップ/中森浩二さん(TIPTOP代表/グラフィックデザイナー)、森のお話/近藤肇さん(設楽町神田区長)

参加費:1セット400円

対 象:森が好き、森林保全・森林活用に興味がある方ならどなたでも
※親子参加歓迎。中学生以下の方は、保護者の方同伴でお願いします。

定 員:10組20名程度

申込、詳細については以下森イキ!プロジェクトサイトよりご確認ください。
https://n-kd.net/moriiki/custom_news/bosyu-nagoyast3/

森イキ!デザイニングプロジェクトの特設サイトができました!
2019-12-08 12:00

2019年から実施中の「森イキ!デザイニングプロジェクト」。
このたび、特設サイトができました!

https://n-kd.net/moriiki/

開催レポートやこれから行うイベントの告知など、最新情報をお届けします。
ぜひアクセスしてください!

森を感じて想像力を表現!【森イキPJ】
2019-11-27 17:55

STEP3「実感から自分たちのやりたいことを考えよう」
2019年11月2日(土)10:30~16:30


みなさんはじめまして。なごや環境大学ユースチーム員の岸と申します。
学生という身ですがこのプロジェクトに関わり、今回は自分がレポートをまとめてみました。どうか最後まで読んでいただけますと幸いです。それでは。

残念ながら台風で流れてしまった『森イキ!デザイニングプロジェクト』設楽プログラム第3回。日をずらして無事に開催することができました。今回は小道作りの続きと、設楽の森の苔を使って箱庭作りをしました。参加者は総勢30名を越え、幅広い年代の方々が交流し、とても楽しい回となりました。

小道づくり(前回の続き)!

前回同様、自己紹介や概要説明後、さっそく森へ移動しました。過去2回の整備を通じて、“森”の景色はとても明るい空間となっていますが、まだ細かい枝が散在しており、一箇所にまとめる作業をしました。集めた枝は、この後ウッドチップにしました。

また、間伐する木も少し残っており、前回同様に間伐体験をしました。

子どもは自分でも切れそうな木を、大人はちょっと大きな木に挑戦!木を倒した時の達成感はやった人にしか分からない。みんな笑顔があふれていました。

その後は、このあとの箱庭作りで使用する苔を採取し、小石を取りに河原へと移動。我々が整備している森は適度な湿度と光量により、苔が繁茂しています。僕がざっと見ただけでも10数種類。詳しく調べればもっとあるかもしれません。そんな苔や様々な面白い小石たちを大人も子どもも真剣に集めていました。

 

いい感じにお腹も空いてきたところで、本日もお楽しみのお昼ご飯!
今日のお昼ご飯は、「五平餅!」と「芋煮!」。なんとこの五平餅、自分の顔よりも大きい!特製の味噌で神田のお父さんたちが心を込めて焼いてくれていました。紅葉始まる秋空のなか、いい香りが漂います。

神田のお母さんたちが作ってくれた芋煮もとても美味しい!!おふくろの味ってやつです。なかに入っているこんにゃくも神田区のこんにゃく芋からできた手作りだそうで、美味しすぎて、僕は五平餅3本と芋煮3杯を完食しました。お腹一杯です(笑)

 

箱庭で自分たちが整備する森を作ろう!

午後はふれあいセンターに戻り、箱庭作りを開始です。
近藤さんたちが箱庭の箱を作ってくれていました。ここにグルーガンを使って自分の作りたい森を創造していきます。整備で出た小枝、森の苔、河原の小石、地元の材料を巧みに使い、それぞれが想像力を膨らませていきます。

すぐに完成してしまう人もいれば、時間がかかってなかなか作業が思うように進まない人も。決して同じ作り方と作品はないと見ていて実感しています。

その後は、できた作品を廊下の窓際に並べてみんなで鑑賞会です。


作品の思いや意図を一言ずつ語ってもらいました。「こんな森でみんなで遊びたいな。」「持続可能な森を再現してみました。」など、思いも十人十色。

 

次回はいよいよこの森で自分たちのやりたいことを考えます。
デザインシンキングです。今回の箱庭作りは、次回のための想像力を養うのに必要な時間だったと思います。なんでも楽しみながら行うのが一番ですね!

回を重ねるごとに参加者同士も打ち解けて、とても良い雰囲気です。
次回も楽しみです。

記:ユースチーム 岸

☆これまでの森イキ!デザイニングプロジェクトの様子は以下のページにまとめられています。
【進行中】森イキ!デザイニングプロジェクトまとめ

森で切った木はどうなる?間伐体験&加工の流れを見学!【森イキPJ】
2019-10-17 12:44

森イキ!デザイニングプロジェクト 活動レポート
STEP2「実感してみよう」

2019年8月31日(土)10:30~15:30


夏の終わりに実施した『森イキ!デザイニングプロジェクト』設楽プログラム第2回。いよいよ森の整備をはじめます。今回からの参加者も新たに増え、この日なごやからの参加メンバーは総勢18人になりました!

 

小道づくりのスタートは、間伐の体験から!

前回同様、廃校となった旧小学校を活用した、神田ふれあいセンターでのレクチャー後、神田区の近藤さんの案内のもと森へ向かいます。森に着くと、田口森林組合の伊藤郁生さん、神田で木工作品の工房を営み日々森の整備をされている宮本典幸さんたちが迎えてくれました。
まずは山で作業する時の儀式として、お浄めの塩をまきます。

神田全体の山林は1400ha、その81%が植林によるもの。木の種類はスギが6割、ヒノキが3割ほどのほか、広葉樹もみられるのだそうです。それぞれの葉を見て違いを教えてもらいます。

間伐は、プロによるお手本を見学。宮本さんは、チェーンソーの達人です!

とはいえ、一歩間違えれば事故につながる危険な作業。木の倒れる方向などを確認し、声をかけあいながらの慎重な現場の空気を間近にし、緊張が走ります。

倒すときにはお手伝い。滑車を利用し安全な位置からみんなで一斉にロープをひき、見事ねらい通りに倒すことができました!

間伐(伐採)初心者ばかりのなごやメンバーズ。文字通り「身の丈サイズ」ということで細めの木を、のこぎりを使って伐採。何人かで交代しながらようやく1本を切ることができました。

一通りの説明を受け、実践タイムに入ります。「のこぎりで木を切る」「切った木の皮をはぐ」「枝払いした枝などを拾ってまとめる」のどれか、分担作業を行おう、ということで、作業スタート!

この日は整備初回ということで、1時間ほどの作業で終了。刈った木の一部をウッドチッパーという機械でチップ化する様子まで見せてもらいました。やりきれなかった片付けは宮本さんたちが引き受けてくださることに。神田の皆さんにおまかせにしすぎないことも、今後の課題といえそうです・・・。

カラダを動かした後はおなかもペコペコ。本日のお昼ごはん、メインディッシュは水がきれいな神田ならでは!な手作りこんにゃくと、彩り豊かな野菜たちです。なかでも、この地区の一部でしか栽培されていない貴重な「茄子」を、地元NPO「三遠南信Maido倶楽部」佐々木さんのご厚意で、食べさせていただきました。

市場には出ず、東京の料亭からも取り寄せがあるという幻のナス!スライスしたら、なんと生のままでいただきます。みずみずしく、梨のような食感にやさしい甘みが広がり、「こんなの初めて食べた!」「ナスが苦手だったけど、これなら食べられる!」といった声があちこちで聞かれました。

 

木材加工の現場を見てみよう

午後は「田口森林組合」と、隣接する「奥三河木材協同組合」に会場を移し、木材の加工や流通について学びます。

写真と動画で最新の重機を活用した伐採から運び出されるところなどの技術を見せてもらい、実際に加工された製品なども紹介いただきました。なんと、なごや環境大学事務局にもある見なれたESDの看板も、メイドイン設楽でした!
また、伊藤さんのお話にあった、「昭和55年に1haあたり1,000万円だった木材の価格が、今は30万円まで落ちている」といった林業が直面する厳しい現実に、一同は驚きます。

その後は森林組合の作業場の見学に移ります。
加工の段階に応じて、いくつかの建物を順に見せてもらいました。

 

至るところに積み上げられた、形状のちがう柱や木片に、みなさん興味深々。
設楽の組合だけですべての加工をするのではなく、一部は他県の加工先へ運搬し、そこから住宅販売会社など様々な取引先へ流通されていくとのことです。

 

木にふれ、現場の声を聞き、実感できたことは?

見学を終えたメンバーは、今日の感想を話します。
「神田の皆さんは森を大切にされている」「木は癒しの存在だったけど、衣食住との関わりが見えた」「森に置いてきた木をうまく使えないか」・・・
午前中の間伐(伐採)体験での実感と、午後の見学で得た、森林の管理や加工の流れ、林業をとりまく現状を知り、一回目とも違った意識の変化が生まれてきたようです。

 

次回は、これまでのプログラムで得た学びから、課題やアイデアなどのアウトプットをはじめます。基本プログラム・森の小道づくりも、もちろん続きますよ!

記:事務局あまの

☆これまでの森イキ!デザイニングプロジェクトの様子は以下のページにまとめられています。
【進行中】森イキ!デザイニングプロジェクトまとめ

なごやでも森イキを体験!ジオラマ作りから考える、森のミライ【森イキPJ】
2019-09-22 11:23

なごやサテライトプログラム
「箱庭ジオラマをつくって森のミライをそうぞうしよう!」
2019年8月24日(土)13:30~15:30


先日第1回の設楽プログラムを開催した森イキ!デザイニングプロジェクト。一方で、名古屋でも森について学べる機会として「なごやサテライトプログラム」がスタートし、夏休みの自由研究に最適な工作ワークショップを行いました。

当日の参加者は11組20名、小学生と保護者の方、大学生などが参加してくれ、おかげさまで満員御礼でした!

冒頭はお話中心の勉強タイム。森と都市部に暮らす私たちとのつながりや、森があると(なくなると)どうなるのか、その恵みについて資料を見ながら学びます。

そしていよいよジオラマ作りスタート。講師の緒方隆文さん(イベントプランナー/なごや環境大学実行委員)から作り方のコツなどを聞き、各自の「森」づくりへ。

まずは材料選びから真剣にのぞみます!「ヒトの模型は家族の人数分だよ」という講師の言葉に、想像力がふくらみます。

さらに、今回の材料の目玉は、設楽の森でいただいた枝や砂。設楽プログラムとのつながりがあるのも、忘れてはならないポイントです!

 

さあ、みなさんどんな森を作るのでしょう・・・?(写真は講師作のみほん)

じっくり計画を練る人、メインの木の配置を決める人、装飾的な小道具から準備しはじめる人・・・それぞれの性格や個性が出ます!

 

そして大人たちも真剣・・・。(熱の出る道具の扱いなどちょっと危険な作業はサポートしてもらいました)

 

終始わいわいとにぎやかな声の行き交う楽しいデザインワーク!

そして、試行錯誤の末・・・自分たちがデザインした森の完成!

 

 

作っているうちに、こんな森に育てたいな、森でこんな風に過ごせたらいいな、など次々アイデアと思いが生まれるデザインワークでした。
あっという間に2時間以上が経ち、時間が足りず、「家で続きを作る!」「庭の苔を足して緑あふれる森にするんだ~」とみなさん大事に抱えて帰ってくれました。

なごやサテライトプログラムは、今後もまた違った企画を準備しています。ウェブサイトで情報を発表しますので、チェックをお忘れなく!

☆これまでの森イキ!デザイニングプロジェクトの様子は以下のページにまとめられています。
【進行中】森イキ!デザイニングプロジェクトまとめ

記:事務局あまの

「であう」ことからはじまるデザイン。設楽プログラムスタート!【森イキPJ】
2019-08-29 11:30

森イキ!デザイニングプロジェクト 活動レポート
STEP1「知ろう!地域と森林のこと」
2019年8月3日(土)10:30~15:30


いよいよ動き出した『森イキ!デザイニングプロジェクト』。夏本番のきびしい暑さのなか、第1回の設楽プログラムが設楽町神田(かだ)区で、開催されました。
これから3月までの約8カ月、6回(予定)のプログラムで、参加メンバーは森を活かすための提案を、一つ一つのステップをふみながら、「デザイニング」していきます。

拠点となる会場は、元は小学校の校舎であった「神田ふれあいセンター」。

名古屋から初めて訪れたメンバーの皆さんは、どこか懐かしく赴きある雰囲気に、心ひかれる様子で自然にカメラのシャッターを押していました。

教室の一つに集合し、開会。この日集まったのは、名古屋市在住、在勤、在学(これらの意味を包括し、以下「なごや」と表記)の参加者と神田区の方々、NPO、「なごや環境大学」実行委員会関係者など、総勢30名ほどです。

冒頭では、プログラムディレクターの杉野実さん(M1_Projectデザインプロデューサー/「なごや環境大学」実行委員)からこのプロジェクトのねらいや目指すものなどの話を受け、改めて共有します。


「『イキ』という言葉には流域、活かす、生きる、粋であるなどさまざまな意味が込められています。『デザイン』とは、何かを描くだけでなく、「問題点を整理し、考えたこと、発想したこと、想いをカタチにする」こと。木を使って何かを作り出すことや、モノだけでなくイベントや仕組みなどいろいろな可能性があります。皆でアイデアを出しあって話し合いながら進行形(ing)でカタチにしていくことを目指します」



まずはお互いのことを知ろう!話そう!

まず各自で取りかかったのは、神田の森から切り出した木のプレートを使った“参加証”にもなる名札づくりです。同じく神田の木の枝をけずり出して作った「枝ペン」に墨をつけて書きます。



普段使うペンやえんぴつとは違った書き味にとまどいながらも、オリジナルの1枚が完成!

墨が乾くのを待つ間に、全員で自己紹介。

なごやのメンバーだけでなくこの場にいる全員の顔と名前などを覚えて、お互いを知ることこそが第一歩です!神田の人となごやの人が、教える人-教わる人の関係ではなく、一体となって進めていくのが、本プロジェクトの特徴の一つです。



おいしいやさしい、神田の恵みをいただきます!

自己紹介を一通り終えたところで、お待ちかねのお昼ごはん。神田のおかあさんたちが朝から作ってくれていた、具だくさんまぜごはん、お味噌汁、お漬物などをおなかいっぱいいただきます!


食材は神田産のお米や夏野菜、手作り豆味噌などふんだんに使われています。クーラーのない教室でたっぷり汗をかいたカラダに、味噌汁や漬物のやさしい塩味がしみ入ります・・・。

「神の田」と書く地名「神田」は、この地区で300年前に伊勢神宮にお米を奉納したことからつけられたのだそう。センターの周りにも田んぼや畑が広がり、作物を育てるのに適した豊かな土地であることが伺えます。



五感を使って森の魅力を見つけよう

午後からは、フィールドとなる森へ。

神田区長で、森の持ち主でもある近藤肇さんのナビゲートで、少しずつ奥へ進みます。森の空気の涼しさにほっとしたのも束の間、「小道づくり」プログラムを行う一帯に、とうとう到着しました!


眼前に広がるのは、所狭しと並ぶ木々と生い茂る緑。未整備の茂みに足をとられまいとおぼつかない足取りでゆるやかに斜面を下ると、奥には川が流れていることに気付きます。

ここで自由時間をとると、それぞれが興味のおもむくままに動き出します。

川の近くに行く人、みごとな苔の美しさに気付く人、生育する植物を観察する人、耳をそばだて鳥の声を聴く人・・・なかには、一帯に漂う異臭の元へ向かい、動物(おそらく鹿)の骨などを見つけてきた猛者も。



その後、川をより近くで感じられるポイントに移動し、神田の地形や歴史についてのお話を、近藤さんから伺いました。




森イキ!デザイニング、はじめました

再びふれあいセンターへ戻り、最後に一日のふりかえりをアウトプットします。

今日感じたこと、これから森をどうデザインしたいか、あの森で何がしたいか、など思いつくままに書き記し、


発表し合って1回目のプログラムが終了しました。



神田という地域、フィールドとなる森、そして神田となごやメンバーとの出会いから生まれたアイデア、疑問、思い。それぞれに芽吹いたこの感覚を大切に保ち続けてもらい、次回のプログラムに移ります。

第2回(8/31)からは森での小道づくりを通して、森の整備の現場や実情を体感し、デザイニングを進めます!

今からでも参加は可能です。募集概要をご覧の上、ぜひお申込みください!

おまちしています!

 

記:事務局あまの

 

【進行中】森イキ!デザイニングプロジェクトまとめ
2019-08-15 12:09

2019年12月 森イキ!デザイニングプロジェクトの特設サイトができました!
最新情報は以下のサイトからご覧いただけます

https://n-kd.net/moriiki/

 


森イキ!デザイニングプロジェクトについて、以下よりそれぞれのくわしい記事にとぶことができます。(2019年11月記事まで)
気になる記事から、ぜひチェックしてください!

〇 森イキ!デザイニングプロジェクトとは?

 フィールドは森!拠点は廃校!(設楽プログラム会場)

〇 まずは「なごや」で学びたい!サテライトプログラム
【終了しました】第1回 8/24「箱庭ジオラマをつくって森のミライをそうぞうしよう!」

〇 活動レポート
・設楽プログラム第1回 8/3 STEP1 「知ろう!地域と森林のこと」

・なごやサテライトプログラム第1回 8/24「箱庭ジオラマをつくって森のミライをそうぞうしよう!」

・設楽プログラム第2回 8/31 STEP2 「実感してみよう」

・設楽プログラム第3回 11/2 STEP3 「実感から自分たちのやりたいことを考えよう」

【終了しました】箱庭ジオラマをつくって森のミライをそうぞうしよう!
2019-08-09 19:53

みなさん、森の中を歩いたことはありますか?山の中にある自然の森は、実は私たち人間が手入れをしないとイキイキとした元気な森ではいられません。
いらない木を切ったり、切った木をまた使ったりしながら、遊んだり休んだりできる、りそうの森を小さな箱の中で作りましょう。そして、その森のミライをそうぞうしてみましょう。

日時:2019年8月24日(土)13:30~15:30
場所:エコパルなごやワークショップルーム http://www.kankyo-net.city.nagoya.jp/ecopal/
参加費:300円/1基(資料代、材料費含む)
対象:どなたでも
定員:先着10組
(グループ応募可ですが、小学3年生以下は1組につき最低1名の保護者同伴必須です)

★当日の開催レポートは →https://www.n-kd.jp/blog/esdprj/2019/09/22/1532/
★本企画は、森イキ!デザイニングプロジェクトなごやサテライトプログラムとして開催しました。
森イキ!デザイニングプロジェクトについては↓
https://www.n-kd.jp/blog/esdprj/2019/07/17/1312/

フィールドは森、拠点は廃校!【森イキデザイニングPJ】
2019-07-20 15:37

いよいよプロジェクトがスタートした森イキ!デザイニングプロジェクト。
本日は、設楽プログラムの舞台をご紹介します。

 

愛知県北設楽郡 神田(かだ)区

第2東名高速、新城インターより車で40分、「空」の銘酒で有名田口の町を抜けたところに、ひっそりとたたずむ集落があります。
その集落はおよそ、300年前に伊勢神宮にお米を奉納したことから、この奥三河の山里に『かみのた』『神田』の地名となりました。
この神田はカルデラの地形で、すり鉢上の地形ながらも豊かな実りをもたらしてくれ、又神田に流れる川はほとんどが板敷き川で、それはとても美しく川の中を何キロも歩く事も出来ます。
神田は、先祖である奥州藤原氏がこの地を隠れ里とし、住み、拓いた土地で、周りを山に囲まれた静かな山間の集落です。おもな産業は林業でしたが、時代の流れに押され、里山も山林も畑も田んぼも整備が課題となっています。
そんな、歴史ある?神田で癒しの秘密基地を地元の人達と一緒になってつくる試みがスタートします。


拠点施設  神田ふれあいセンター

神田ふれあいセンターは、廃校となった神田小学校の元校舎等を利活用した青少年教育施設です。普段は、地元の方や設楽を訪れ野外学習などをされる方たちとの交流を目的に、運営されています。(文部科学省「廃校リニューアル50選」にも選ばれています!)
森イキデザイニングプロジェクトでは、オリエンテーションやワークショップなどをするための拠点施設として、一部を使わせていただきます。木造校舎のなつかしい雰囲気のなか、木に囲まれながら木のこと森のことを学びます。
名古屋から訪れる際の最初の目的地として、目指してきてください。

設楽町へのアクセス(設楽町公式サイトより)
http://www.town.shitara.lg.jp/index.cfm/14,6059,47,html

神田ふれあいセンター住所 愛知県北設楽郡設楽町神田杉ノ根19
https://goo.gl/maps/aRknsq4U28qmKXVs6


基本プログラム実地フィールド  神田区内森林

神田地域の、私有林の一角が今回の基本プログラムのフィールドです。
森を少し抜けたところには美しい板敷き川が流れており、この川までの小道づくりを毎回少しずつ行います。地元の方から森のお話を聞いたり間伐体験をして、参加者みなさんで森林整備に取り組んでいただきます。小道のデザインや木の利用方法など、どのような周辺整備をするかは、3回目以降にアイデア出しをして決めていきます。

正直、名古屋からはやや遠く感じる設楽町。来るのは少し大変かもしれませんが、名古屋周辺ではあまりない地域独自の拠点や豊かな自然のなかに入ると、来た甲斐があった!と思える空気感を味わえます。
プロジェクトに参加し、ぜひ体感してください!

↓お申し込みは、以下ページのメールフォームからどうぞ
https://www.n-kd.jp/calendar/lineup/koza19s/op03.html