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【報告】星が丘ポタジェフルールマルシェ 出展レポート

  • レポート

2025年5月3日(土)、穏やかな春の陽気に包まれた星が丘テラスで「星が丘ポタジェフルールマルシェ」が開催されました。私たちもこの素敵なマルシェに出展し、たくさんの方々との出会いと、花や植物を通じた環境への意識を高める機会をいただきました。

今回の私たちのブースでは、ブートニア(ポケットブーケ)づくりのワークショップと、星が丘地域のSDGsを探るアンケートを実施しました。

 ブースに用意された美しい植物たちは、「なごや環境大学」実行委員でNPOフィトラボ代表の松本さんが、この日のために用意してくださったもの。実は、今回使用したお花たちは、在来種や今の時期にしか収穫できない旬のもの(園芸種を含む)ばかり。普段、私たちが目にする切り花は海外から輸入されることも多いのですが、今回はすべて近隣の名古屋市産のものです。この地元の花を使うことは、輸送にかかるエネルギーを削減し、CO2の排出量削減にも繋がる、地球に優しい選択なのです。

ワークショップでは、参加者の方々に思い思いに花を選び、世界に一つだけのポケットブーケを制作していただきました。小さなお子さんから大人の方まで、真剣な表情で花と向き合い、楽しそうに制作されている姿が印象的でした。

ブーケ作りを通して、私たちは「なごや環境ハンドブック」のワークシートも活用しながら、お花や植物と環境、そしてSDGsとの繋がりについてご紹介しました。普段何気なく手に取る花も、その背景には様々な環境要素が関わっていることを知っていただく、良い機会になったのではないかと思います。

この日の運営には、愛知淑徳大学のCCC(コミュニティ・コラボレーションセンター)の学生さんたちが、笑顔でワークショップのサポートやアンケートのお声がけをしてくれました。マルシェの活気にさらに華を添えてくれたと思います🌺

当日は本当に多くの方々がブースに立ち寄ってくださり、その数はなんと約200名!完成したポケットブーケをカバンにつけてくださる方もいらっしゃり、とても嬉しかったです。

また、星が丘地区のマップを使ったアンケートでは、参加者の皆さんに好きな場所や気になる場所にシールを貼っていただきました。その結果、星が丘テラスはもちろんのこと、星が丘三越や東山動植物園、近隣の図書館などが人気を集めていることが分かりました。この地域の魅力を改めて知ることができ、今後の地域連携を考える上で貴重な情報となりました。

今回のマルシェ出展を通して、たくさんの方々とお話しし、環境やSDGsについて一緒に考えることができました。これからも、環境を軸に地域社会におけるSDGsの実践に繋がるような活動を続けていきたいと思います。

星が丘の街が、花かんむりをつけた人や、手にした花束を大切そうに抱える人々で溢れ、とても幸せな光景でした。ご来場いただいた皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!