動かそまい!NAGOYA

重点プロジェクト

なごや環境大学は持続可能な都市の実現に向けて、社会の多様な主体が「行動しやすくなるしくみづくり」を推進する、さまざまな重点プロジェクトに取り組んでいます。

【講座体験レポート】山県市北部でまったり2019~秋・冬~ エコフレンドリーな万能柿渋

2019-12-13 11:00

皆さん、はじめまして。
今回はじめて「なごや環境大学」の共育講座を体験した、名古屋外国語大学3年の上田と申します。
私は、やまがたフットパス実行委員会さんによる「山県市北部でまったり2019~秋・冬~」の「持込柿渋染色体験!伊自良大実柿の魅力を知る」(2019年11月16日開催)に参加しました。

山県市は岐阜県西部に位置し、綺麗な水辺でレジャーが楽しめる素敵な街です。岐阜県出身の私は、何度か山県市に訪れたことがあるので、講師の方々と会話が弾んでアットホームな雰囲気で講座はスタートしました。
伊自良大実柿(いじらおおみがき)とは、山県市で主に栽培されている渋柿で、小玉で着果数が多く、干し柿に適した柿です。今回はこの伊自良大実柿の実を搾って発酵させた「柿渋」を使って手ぬぐいを染める体験をしました。

「伊自良大実連柿渋」

綿を柿渋で染色してできた糸で作った手ぬぐいを輪ゴムで無造作に縛ると、縛った所はあまり染まらないので模様ができるのですが、私はどんな模様にしようかかなり悩んでしまいました。

模様を輪ゴムで縛って作る様子

布を縛った後は、柿渋と水を1:1で割った液(銀杏のような匂い!)に布を浸して5分間揉みこむのですが、思ったよりハードな作業でした。
その後、チタンが入った水で布を洗うと、茶色く染まっていたはずの布が黄色に変わっていきました!まるで理科の実験をやっているかのようで楽しかったです。柿渋はチタンに触れると黄色く反応するようです。
講師の方に1週間ほど天日干しすると色がしっかり染まると教わりました。帰宅してから数日干してみたのですが、模様もしっかり浮かび上がり、日の当たり方によって色付きも様々で、これもまた面白い!と思いました。

(左)私の作品 (右)友人の作品

また、柿渋は昔から万能民間薬として使われたり、今回のように布などに染めると消臭効果も期待できると教わりました。講座の最後には、伊自良大実柿の干し柿をいただきましたが、柿の用途は「食べること」だけじゃないと気づきました。

伊自良大実柿のクリームチーズ入り干し柿

日本には、食品ロスという深刻な問題があります。食べられるのに廃棄してしまうのは本当にもったいない。私は今回の講座で、柿は余すところなんて1つもないことを知りました。
食べ物が捨てられてしまうくらいなら、別の用途で余すことなく使う。こうやって少しずつ食品ロスを減らしていけたらいいなと、改めて考え直すことができました。


※この記事は、『ユース限定共育講座体験』に参加した学生によるレポートです。
ユース限定共育講座体験については・・・
→ https://www.n-kd.jp/calendar/lineup/koza19s/op02.html