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2024年2月10日(土)「森を育む人づくり講座inみたけ」第8回
【開催報告】森を育む人づくり講座inみたけ第8回を実施しました。
今回で「森を育む人づくり講座inみたけ」も最後になります。今日は、水源の森入口のハチクを伐竹し小物入れを作ります。竹の選定からスタートです。
まずはじめに、ハチクについてですが、「庭木図鑑植林ペディア」によると、ハチクとは中国を原産とするマダケ属のタケですが、日本各地で野生化したものです。耐寒性が高く、北海道南部や日本海側の本州でも育ちますが、雪に弱いため、暖地の山中で育ちます。もっぱら用材として植栽されます。
なるべく太く真っすぐに伸びたハチクを探します。
タケの切り方は、最初は倒す方向を決め、次に平行に切る為切りやすい高さで受け口と追口を手のこで切ります。その後、2メートルぐらいに玉切し水源の森まで運びます。
竹の外側を水で汚れをおとし、節をさけて短くします。
竹に鉈(なた)を入れ細く割り、これが一番難しかったところで、鉈で竹を薄く裂いて行きますが、何度やっても、同じ薄さにできません。裂く竹がなくなり、また最初の竹を作る為に竹を切り、割って、裂いてを繰り返しました。
最終的には細くした竹を木枠に貼って右のような小物入れを作りました。時間が限られ最後まで完成出来なかった人は材料を持ち帰りました。
最後に終了式を行い、参加者のみなさんにヒノキペーパーの認定書をお渡ししました。
約1年間、みなさんありがとうございました。