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【講座見学レポート】2026年度フレッシュ団体「plant the WHY」さんの講座に行ってきました!

2026年度からのフレッシュ団体「plant the WHY」さんの講座を見学してきました。

plant the WHYさんは、「ゴミを出さない」という持続可能な取り組みを実践されている団体です。
「ゴミを出さない」といえば、基本となるのは「3R(スリーアール)」ですが、最近ではさらに踏み込んだ「5R」という考え方が主流になっています。

私たちが日々の生活でこれらを実践し、ゴミを減らすことは、地球環境を多角的に守る効果があります。気候変動の抑制、資源の保護、生態系の維持に直結していますが、中でも特に大きいのが「温室効果ガスの削減(地球温暖化のブレーキ)」です。
日本は多くのゴミを焼却処分しているため、ゴミが減れば燃やすときのCO2を直接削減できます。また、ReduceやReuseによって新しいモノを作る必要が減れば、製造や輸送のエネルギーCO2を一気に抑えることができるのです。
講座では、plant the WHYさんと参加者の皆さんで、「ゴミを出さない」つまり「捨てない文化」をつくるためにできることを一緒に考えました。

実は、plant the WHYさんの原点は「ゴミ拾い」なのだそうです。
その原点を忘れないために今もゴミ拾いを大切にされており、本日の講座もゴミ拾いからスタートしました。

ルートは、名古屋大学駅から四谷通の歩道(西側)を通って本山駅近辺まで行き、今度は東側を下りながらゴミを拾うというものです。


しかし、いざ始めてみると……なんと「ゴミがほとんど落ちていない」という結果に! 成果が少なく、一見すると達成感が得られないゴミ拾いに終わったかのように思えました。


いやいや、これは本当にすごいことです。それだけ街にゴミが少なかったということですから。
「こんなにきれいな街があるなんて、なんて素敵なんだろう」
本日の講座は、そんな嬉しい驚きと感動からのスタートとなりました。

いよいよ講座のスタートです。

今回は、plant the WHYさんが実際の店舗で行っている「ゴミを出さないレストラン」の取り組みについてお話を伺いました。お店では、以下の「7つのこと」を大切にされているそうです。

【ゴミを出さないレストランが大切にする7つのこと】

  1. 食材はゴミを出さずに仕入れる(生産者から直接仕入れ、梱包資材を削減)
  2. あらゆる「使い捨て」をやめる(おしぼりやストローなどは一切不使用)
  3. コンポストの活用(野菜の端材などはコンポストで土に還す)
  4. 自然エネルギー100%の電力を利用
  5. 環境負荷の少ない「ヴィーガン料理」の提供
  6. 食品ロス0(ゼロ)を目指す
  7. 食材・調味料の90%以上が「農薬・化学肥料不使用」

例えば仕入れの面では、生産者さんから直接仕入れることで、無駄なプラスチック包装などのゴミをなくすだけでなく、新鮮で美味しい食材を手に入れることにも繋がっているそうです。また、出た生ゴミはすべてコンポストへ投入し、徹底して自然へ還す工夫をされています。

「ゴミを出さない」を徹底されているお店ですが、残念ながら現時点では「まったくのゼロ」にすることは難しいとのこと。 ここで、開店以来お店で発生したという「ゴミの候補者たち(どうしても出てしまったゴミ)」の写真を見せていただきました。

驚いたのはその少なさです! 何年も営業されているにもかかわらず、用意された瓶のなかにほんの少しだけ。 これらは現状ではゴミの候補者かもしれませんが、見方を変えれば、いずれ新しい資源に生まれ変わる「リサイクル素材の候補者」でもあるのだと感じさせられました。

講座の最後には、私たちにも今日からできる「ゴミを出さない心がけ」について、参加者全員で楽しく話し合いました。

一人ひとりの小さな意識が未来を変えます。「plant the WHY」さんの素敵な活動の輪を、これからもっと地域に広げていきましょう!

おしまい