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【開催報告】SDGsオンラインセミナー 「ものづくりが生み出すサステナブルな社会」第2回

  • レポート

6月20日(金)にSDGsオンラインセミナー「ものづくりが生み出すサステナブルな社会」を開催しました。

第2回「人にも環境にも優しい働く環境づくりを考える」は、株式会社 オカムラ 中部支社 マーケティング課 セールスプロモーションセンター 小倉 悠希 氏をお招きし、日々を過ごす空間で快適に、また環境に優しく過ごすための働く環境についてお話していただきました。


今回のセミナーのテーマは「持続可能な働き方と環境づくり」です。働き方が多様化している現代、株式会社オカムラでは多様な働き方の実現とその場づくりをご提案し、自分たちも実践しています。


株式会社オカムラでは豊かな発想と確かな品質で人が活きる環境づくりを通して社会に貢献すること、人々が活き活きと生活できる社会が実現することを目指しています。
歴史は1945年まで遡り、神奈川県の岡村町で誕生しました。創業者を中心に創業に賛同した人たちが労働を提供し合って協働の工業をスタート。創造、協力、節約、貯蓄、奉仕の5つの言葉は現在でも引き継がれています。自動車や飛行機など動くものの製造開発を経て、スチールを扱う技術を活かして、現在のように家具を扱う会社になりました。


近年、働く場は「働かせる場所」から「自律的に働ける場所」へと変化しています。かつては生産性や効率性が重視されてきましたが、今求められているのは、従業員の満足度や心身の豊かさを支える“持続可能な環境”です。短期的な利益ではなく、長期的な存続を見据えた組織づくりが、企業にとって重要になってきているのではないでしょうか。その中で、オフィスの役割も大きく変わり、多様な働き方に応じた「選べる場所」「つながる空間」として再定義されつつあります。


働くことを心地よく、やりがいのある続けられる社会とするために、セミナーの中で出てきた言葉がウェルビーイングです。これは単なる健康管理ではなく、「身体的」「精神的」「社会的」に健康で満たされた状態を指します。たとえば、身体的には無理なく働けること。精神的には、集中できる・快適である・楽しさや癒しを感じられること。そして社会的には、人とのつながりやチームとの連帯感があること。こうしたバランスが取れてはじめて、私たちは“働きやすい”と感じ、仕事にやりがいや充実感を持つことができます。


株式会社オカムラの製品は地球環境への配慮もされているとお話がありました。例えば、国産素材で運輸のエネルギーに配慮したものや、自然素材でプラスチックを使用しないもの、リサイクル素材や単一素材で廃棄物を減らす取組みなどを紹介していただきました。国産素材や自然素材の地球環境に優しい素材はどこか温かみを感じることができます。

持続可能な働く場では、人へのウェルビーイング、柔軟性が大切だと小倉様はまとめてくださいました。働く場の柔軟性を高めることで、働く人の心や健康を大切にできる職場、を実現していることを今回のセミナーで知る事ができました。

●セミナーの動画●
https://youtu.be/2ACqwBqrJL0

●株式会社オカムラ オフィスの紹介●
https://youtu.be/elsjHJP_Ixg

是非ご覧ください!