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森を育む人づくり講座 in みたけ 第8回実施しました!

  • レポート

毎月第2日曜日(10月~1月。2月・3月は第2土曜日にお引越しです)は森を育む人づくり講座の日!今回も町有林で活動しました。

今回は3チームに分かれ、うち2チームは新たなミッションにチャレンジ。
2mのラダーを3つつなぎ合わせた上まで登って、枝打ち体験をさせていただきました。

まずは講師の土橋さんから、枝打ちに関する基礎知識と装備について、そして安全管理のレクチャーをいただきました。

時間がたつと、枯れた枝は自然と落ちてきますがその前に適切に枝打ちをすれば材に節穴が開かないようにすることができるそう。
ここの木は建材としては使われることはないですが、程よい混交林にするためにも適度に陽が入ってもらわないといけないので枝打ちは大切です。

先生にデモンストレーションしていただきいよいよ本番!
あれ?初手・落下防止のための胴ベルトの装着がとっても難しい!数名で協力して何とか身につけて登り始めたら、今度は木の太さに合わせてベルトの長さを調整するのがとっても難しい!!(しかも地上3m、はるか頭上で助けに行けない)見ていて理解したと思うのと、実際にやってみるのとでは大違いです。

途中ベルトに体重をあずけて両手でラダーと木をベルトで固定しないといけませんが、それも難しい。
時間をかけながら登り切って3枝払って、二人目に交代です。

またまた装備やはしごの固定に四苦八苦しながらなんとか登っていただき、今度は切り残したはしごの反対側の大きな枝を払っていただきました。
用意した手のこで頭のはるか上の枝を伐るのはとても大変そう。

これでもまだまだ登っている途中。

ここまでで一旦お昼休憩。

楽しいランチと交流会のあと森に戻り2周目に突入!
別の(少し遠い)木に目星をつけてまずは移動。地上で入念にベルト確認して…ここからのみなさんの上達がすごかった。
するする登ってがりがり伐って…途中事務局メンバーも体験させてもらいつつ、私がついていた班は計5本の枝打ちを完了しました。もう一チームもちょっとゆがんで難しそうな木を順調に枝打ち、そして別行動の一チームはすっかりおなじみ?間伐とほだ木(シイタケの菌うち用の原木)づくりをしました。

町有林での活動は今回で最後。
次回は水源の森に戻って竹を刈り、細工を中心に実施します!どんな作品ができるか、今から待ち遠しい!

次回もお楽しみに!!

【おまけ】
切株でケーキを作ってくれました!冬ですが、常緑の葉や、色鮮やかな実が落ちています。

う~ん、おいしそう!

また、受講者の方が木の枝にムネアカハラビロカマキリの卵鞘を発見!

いわゆる外来種で、愛知県内でも地域によっては、在来のハラビロカマキリ等の数が減り、ムネアカハラビロカマキリが増えているところもあるとのこと。
外来種自体に罪はないですが…生物多様性も守っていきたいですね。