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【開催報告】森を育む人づくり講座inみたけ第8回を実施しました!

  • レポート

1月15日(日)に『森を育む人づくり講座inみたけ』第8回を実施しました。
今回の作業は高所の枝打ちです。梯子を木に立てかけて木の枝を切り落していきます。
枝打ちをすると、木の節が埋もれ、節穴のない木材が取れるようになるほか、林の下まで日光が入りやすくなり林床が明るくなります。健全な森林を育むのに大切な作業です。




梯子は2mの物を3つ繋ぎ合わせるのでなかなかの重さです。安定して立てかけられ、切る枝に手が届きやすそうな場所を選んで梯子を設置しました。




安全ベルトとを装着し、梯子を上っていきます。梯子を上る時は安全ベルトと連結しているロープをひっかけながら上っていきます。木は上に行くほど幹回りが細くなるので、ロープの長さを調節しなければなりません。梯子の上で身体は不安定。調整する手を上手く動かすのが難しそうでした。





5mほど木を登り、枝を切っていきます。コツは安全ベルトに身を預け、固定すること!分かっていてもなかなか大変です。下で見守る参加者からは「大丈夫だよ!」「もう少し!」など応援の声が。この声掛けに励まされ、全員で高所枝打ちを体験することができました。







午後は高所の枝打ちと楔を使った板作りの二班に分かれて作業をしました。

板作りは丸太に楔を打ち込む方法で切断しました。

チェンソーで丸太に溝を作り、楔をハンマーで打ち込んでいくと、丸太が真っ二つに! 固い丸太がぱっくり割れる瞬間は快感でした。



2回繰り返して板を取り出しました。
登呂遺跡ではこの方法で製材した木材を使っていたそうです。

皆さん第8回目もありがとうございました!!

次回、第9回目は2月11日(土)です。