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今こそ考えて行動したい「廃食用油リサイクル」のお話

 名古屋市が、家庭で使い終わった食用油(廃食用油)を回収して燃料化する取り組みに熱心なのをご存知だろうか。
 さかのぼれば17年前から、多くて年間約75キロリットルの廃食用油を市民から回収。当初の市バス燃料への利用は10年余りで終了したが、ごみ収集車には今も使われ、2026年度からは航空機の燃料にも活用されている。
 折しも中東危機で石油供給の不安が広がる中、「脱・石油」の観点から廃食用油への注目度は上昇するに違いない。一方で、ペットボトル1本ほどの油をコツコツためることに、どれだけ意味があるのかと感じる市民も少なくないだろう。
 そんな疑問に対する専門家の意見を交え、廃食用油リサイクルの過去から未来までをまとめたい。