動かそまい!NAGOYA

重点プロジェクト

なごや環境大学は持続可能な都市の実現に向けて、社会の多様な主体が「行動しやすくなるしくみづくり」を推進する、さまざまな重点プロジェクトに取り組んでいます。

SDGsオンラインセミナー第4回 事後報告

2021-01-30 13:40

2020年12月4日(金)13:00~14:00にて実施いたしましたSDGsオンラインセミナー2030年の先をみつめる人々第4回「こども特急便 声をつなぐ場づくりと食」にご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
本セミナーでは、こどもに寄り添い活動されている特定非営利活動法人こどもNPO事務局の根岸恵子様より、ご自身の経験とESDからSDGsへの流れから考える課題、そしてコロナ禍でも食や物資の提供などを通して、聞き落されがちなこどもたちの声を対等な視点で集め、応えていく「こども特急便」という活動を中心にお話しいただきました。

当日見逃してしまった方、またもう一度ご覧になりたい方がいらっしゃいましたら、YouTubeにて期間限定公開いたしますので、下記URLよりぜひご覧ください!

[動画URL]
https://youtu.be/taSKtVXcsD4

また、セミナー内でいただいたご質問と回答は以下のとおりです。↓↓↓

<質問と回答>

【ご質問1】
中川区での活動がメインのようでしたが、受け入れられているのは中川区のこどもに限られていますか。他の区のこどもも対象ですか。また、他の区でも活動はされていますか?

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【回答】
ご質問ありがとうございます。

「こども特急便」は、実際に関係者や子どもから声がかかれば、もちろん他の地区の子どもでも対応できるような仕組みです。

また、このような活動の基盤になるのが、実践者とつながり子どもの実情を把握しアウトリーチできるシステムになります。当方の取り組みだと「子どもの声が届くまちづくり」がそのシステムにあたります。なので、ある程度連携関係の土台がある地区からシステムを構築し、活動につなげていくことが、子どもたちにリーチしやすかったので、普段から活動している中川区をモデル地区として始動しました。

モデル事業として先行的に実施していくことで、多様な課題や現状も見えてきます。この活動やシステムを他の地域にも広げ、範囲が広がり実践者の方が増えた時、そういった課題を提示しながら伴走することも大切だと思っています。

【ご質問2】
「さばんなかふぇ」に外国籍のかたが増えたのはコロナ以後からですか。コロナ以前は日本人の子供の方が多かったのでしょうか。

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【回答】
コロナ禍以前の「子どもとつくる子ども食堂 さばんなかふぇ」は毎回子どもが30人ほど集まる子ども食堂でした。ほとんどが日本人でそのうち2,3人が外国籍の子どもといった割合でした。地元の子どもたちは、主に家に食事が用意されていない層や仕事などでお家に誰もいない層の子どもたちで、遠方から来る場合は親子で参加するというケースもありました。居場所を兼ねており、あそび・昼食おやつを食べる、たわいもない話をするなどゆったりと10:30~16:00まで一日かけた場でした。私たちはどんな活動でも“子どもとつくる”ことを大切にしています。場づくりといった意味でも子どもの意見を反映させて場をつくっていますし、子ども食堂では文字通り子どもも一緒に具材を切ったりおやつづくりもしていました。

しかし、コロナ禍では、感染症予防対策の視点から、そういった要素が削がざるを得ない状況で、参加層がガラリと変わりました。今はパントリーとして食セット50組を配布するしくみにしています。現在は50組中40組が外国籍の方々です。外国籍の方々はファミリーで来られるケースが多く、家庭やコミュニティを良好に築いているケースが多いように見受けられます。

以前来ていた層の子どもたちは、交流やその場で食べることがなくなったこともあり、顔を出さなくなりました。こうしたことからも、子どもの実情を捉えアウトリーチする仕組みや、その声に応える活動の重要性が浮き彫りになっています。